食べたい。
小説っていい!!
改めてそう思わせてくれた本があります。
「君の膵臓を食べたい」
既に実写映画化され、とても話題になっていますね。
実は私この映画は見ていません。
というか、、、あんまり見たくありません。
その理由は、''小説のままで終わらせたいから''です。
友達が映画を見たらしいのですが、その感想を聞くと、僕はどうも、う〜ん。と。なるわけです。
友達曰く
「めっちゃ泣けたよ!!」
「ね!感動した!!」
「ただ女の子あっさり死んだのがなぁ」
「あ、それ思った〜」
的な。
小説を読んだ方にはわかると思うのですが、あれはタダの恋愛小説ではないんです。
恋愛を主観に置いても、かなり良いものだと思います。王道のラブストーリーで、結末も、こう、なんといいましょうか。
裏切らないものでした。
でも、あの物語の本質って、そこではなくて。
もっと大きい、人生みたいな、難しいんですけど、多分そーゆーものなんです。
むむむ。
なんて言葉にしにくいんだろう。こーゆー時の語彙力の無さには本当に困ります。
ただ、映画だけでは読み取れないものが、''必ず''小説の中にはありました。
(見てないけど☆)
そこに本当に気づいて欲しい。
「死」や、「生」、「時間」が、かれらにはかなり価値観に差がありました。お互いが大きく違うからこそ、2人は2人ともに大きな存在を見出していました。そんな両者が認め合いぶつかることで、''自分''というものに気づいていく感じ。そこに僕は打ちのめされました。
映画を見て、「感動した〜。」
で終わらせるのもいいでしょう。
ですが僕の中には、彼女の、春に咲く花の名前のあの彼女の言葉が、彼女に大きく変えられた【】の考え方が、大きく居座っています。
僕のブログでは''自分''がよく出てきます。
それはこれが''自己分析''の一環だからです。
だから、この「君の膵臓が食べたい」という小説は、僕にとってとても衝撃が大きかった。
「自分にとって生きるとは」
この質問に対する彼女の言葉はとても美しくて、重みがあった。
恋愛云々のまえに。
全然まとまらなくてすいません。
Uでした。おやすみなさい。